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歯周病の原因は、プラークに棲む歯周病菌。プラークは放っておくと石灰化し、歯石となって歯の根元などにこびり付きます。さらに歯石を放っておくと歯周病菌が繁殖し、歯と歯ぐきの間「歯周ポケット」が深くなり、歯周組織に炎症を起こします。これが歯周病です。
歯周病は初期での自覚症状が少ないため、症状に気付いた時には既に病状が悪化していることがほとんど。進行すると顎の骨が溶け、最後には歯が抜け落ちてしまう怖い病気のため、注意が必要です。以下で歯周病の進行とそれに伴う症状をご紹介していますので、チェックしてみてください。
軽度歯周病 |
歯の付け根にプラークがたまり、歯ぐきに炎症が起きた状態。痛みはありませんが、ブラッシング時に出血することがあります。 |
中等度歯周病 |
歯石がこびり付き、歯周ポケットが深くなります。出血がひどくなるうえ、徐々に顎の骨が溶け歯がぐらつきはじめます。 |
重度歯周病 |
ますます歯周ポケットが深くなり、重症化した状態です。顎の骨が半分以上溶け、歯がぐらぐらします。出血や膿がひどくなって悪臭を放ち、最後には歯が抜け落ちます。 |
ポケット検査
プローブという器具を使って歯周ポケットの深さを測る検査で、歯周病検査の中でもっとも一般的な方法です。歯1本につき、歯の周りを6箇所ほど検査します。
歯の揺度検査
歯周病が進行すると歯を支えている顎の骨が溶けてしまうため、歯がぐらついてきます。歯の揺度検査ではピンセットで歯を動かし、歯のぐらつき具合を測定します。
レントゲン検査
歯周病が進行すると歯を支えている顎の骨が溶けてしまいます。レントゲン撮影では骨の吸収度が測定できるため、それによって歯周病の進行レベルを明らかにします。
プラークは正しいブラッシングやPMTCによって除去できますが、こびり付いた歯石は硬く、ブラッシングなどでは除去できないため、歯科医院で専門的な処置が必要になります。
軽度な歯周病の場合
超音波スケーラーやハンドスケーラーなどの特殊な器具を使い、歯周病菌の棲みかとなる歯石を除去します(スケーリング)。その後、ざらついた歯面に磨きをかけなめらかツルツルにし、細菌や汚れの再付着を防止します(ルートプレーニング)。
施術後は歯と歯の間にすき間ができたり、歯が長くなったように感じたりしますが、それが本来の状態ですので心配はいりません。
中等度~重度の歯周病の場合
スケーリングやルートプレーニングでは改善されない中等度~重度の歯周病治療では、フラップ手術という外科処置を行います。フラップ手術は歯周ポケットが深く、炎症がかなり進行している時に行う手術です。歯ぐきを切開して歯石や歯周病に感染した歯肉を除去します。
ここでは当院で歯周病治療をされた方の症例をご紹介します。歯を支える土台づくりをしっかり行うことによって、自分の歯を長期的に安定させることができます。

術前

術後

術後3年経過

術前
歯ぐきが腫れています

術後
歯ぐきの腫れがなくなりました
予防プログラムで手に入れた習慣を維持出来れば、長期にわたり歯ぐきの健康を保つことが出来ます。










